Chrome 81がリリースされました。
今回のアップデートには32のセキュリティ修正が含まれています。
ちなみにChromeはリリーススケジュールが変更され、Chrome 82は欠番となり5月中旬に予定より3週間早くリリースされるChrome 83に統合されます。

Chrome 83のリリースはリスケジュール

Chrome 81の新機能

WebXRヒットテストAPI

自宅で新しいソファや椅子がどのように見えるかを確認できるネイティブアプリがいくつかあります。
Web XR Device APIの更新により、ウェブでもこれを実行できるようになりました。

Web XR Hit Test APIを使用すると、仮想オブジェクトをカメラを通した実世界に投影できます。

アプリアイコンバッジ

アプリアイコンにバッジを付けると、注意が必要な新しいアクティビティがあることをユーザーに簡単に通知したり、未読数などの情報を示したりするのが簡単になります。

通知よりもユーザーフレンドリーで、ユーザーに対して邪魔にならないため、より高い頻度で更新できます。
チャットアプリやメールアプリで未読メッセージの数を示すのに最適です。
ソーシャルメディアアプリはこれを使用して、他の人の投稿でタグ付けされた回数を示すことができます。
または、ゲームの場合、自分の番であることをユーザーに示すことができます。

新機能のトライアル

Web NFC

Web NFCは Chrome 81で最初のトライアルを開始しています。
Web NFCを使用すると、ウェブアプリでNFCタグを読み書きできます。
これにより、博物館の展示、在庫管理、会議での情報の読み取りなど、新しい使い方が可能となります。
NFCタグを読み取るには、NDEFReaderオブジェクトの新しいインスタンスを作成し、スキャンします。

const reader = new NDEFReader();

async function startScan() {
  await reader.scan();
  reader.onreading = (e) => {
    console.log(e.message);
  };
}

NFCタグがスキャンされると、リーダーはreadingを使用できるイベントを起動します。
web.devに使用パターンなどの詳細が記載されている投稿がされています。

その他の機能トライアル

この他にもいくつかの機能トライアルがあります。

他には

  • メディアセッションAPIが位置の追跡をサポートするようになったため、ユーザーがどこにいるかを確認できるようになりました。
  • INTL APIは、ローカライズされた言語、通貨、およびその他の一般的に使用される名前を取得するDisplayNames提供します。
  • TLS 1.0とTLS 1.1のサポートを削除する予定でしたが、少なくともChrome 83までは延期することになりました。
  • Chrome 81 DevToolsの新機能